頑固で消えないそばかすを消すにはハイドロキノンが有効

そばかすを消すには美白化粧品を使うのが良いです。一般的に美白化粧品と呼ばれるものには、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、プラセンタなど美白作用のある成分が配合されています。

ただ気を付けなければいけないのは、美白にも厳密には2つの意味があること。そばかすを薄くすることだけが美白というわけじゃないんです。

 

一口に美白と言っても、

 

1.そばかすを薄くする
2.そばかすが増えるのを抑える

 

という2つの作用のどちらかを指していて、実は市販の美白化粧品の多くは、そばかすを薄くする効果はほとんどなく、そばかすが増えるのを抑える効果しかありません。

ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、プラセンタなどの代表的な美白成分も、そばかすが増えるのを抑えるだけで、そばかすを薄くすることはできないんです。


そばかすができるメカニズムを説明すると、メラノサイトという色素細胞が紫外線などによって刺激されることが最初のきっかけです。

メラノサイトからチロシーナーゼという酵素が分泌され、チロシーナーゼとチロシンというアミノ酸が化学反応を起こすことでメラニン色素が生成されます。

チロシーナーゼがチロシンを酸化することで、チロシンをさび付かせたものがメラニン色素というわけです。


メラニン色素の生成量がそれほど多くはなければ、肌色がくすんだりそばかすになることはありません。

日焼けした肌が剥がれるように、肌の新陳代謝を待っていれば、古い皮膚と一緒に自然と肌からはがれ落ちていきます。

けれども紫外線をたくさん浴びるなどして、メラノサイトの働きが過剰になり、肌の新陳代謝を上回る量メラニン色素が成されるようになると、肌にメラニン色素が徐々にたまり始め、そばかすが目立つようになります。


プラセンタなどを配合した美白化粧品を使うことで、メラノサイトの働きを弱めたり、チロシナーゼチロシンが結合するのを防いでくれます。

とりあえず、シミが濃くなったり面積が広がるのを防ぐことはできるものの、今すでにできているそばかすに対しては、肌の新陳代謝によって追い出されるのを待つしかない、といった状態です。


それに対して、ビーグレンのQuSomeホワイトクリーム1.9に使われているハイドロキノンは、そばかすを薄くする効果があります。

ハイドロキノンチロシンチロシナーゼの反応をキャンセルして(還元して)、元の状態に戻してしまうからです。チロシン自体は無色なので、シミを直接的に薄くすることができるんです。


ビーグレンではQuSome技術によって、ハイドロキノンをナノカプセルに閉じ込め肌の奥まで浸透させることができます。

メラニン色素の塊が肌の奥まで広がっていたとしても、ビーグレンなら、それよりも深い部分までハイドロキノンを届けてくれます。

メラニン色素の塊に対して、肌表面に近い部分だけにアプローチするんじゃなく、メラニン色素の塊全体を包み込むようにアプローチできるので、より速く美白効果が現れやすいのが大きなメリットの一つ。


ただ、気を付けなければいけないのは、QuSomeホワイトクリーム1.9はナイトクリームなので、日中の使用は禁止となること。

ハイドロキノンには光毒性という性質があり、紫外線が当たると肌に刺激を与える有害物質に化学変化することがあるからです。


ハイドロキノンはデリケートな成分なので正しい使い方・保存方法をしなければ、すぐに劣化してしまうので、下手な使い方をしないように気を付けましょう。